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小学生不登校ー親の気持ち、葛藤の日々のブログ

きょうだいに「学校に行かなくてずるい!」と言われても、相手の気持ちを理解し、尊重して過ごせるようになる方法

こんにちは、Kiraです。

 

不登校児のお子さんの他に、

きょうだいがいると、

 

「学校を休んでばかりでずるい!」

言われたことはないですか?

  • 喧嘩の検索結果 | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

うちは当時、高学年の上の子が

不登校になっていて、下の子は

低学年でした。

 

元気なのに家で好きなように

過ごしている上の子を見て、

下の子から

 

「ずるい!自分は頑張って

学校に行ってるのになんで?」

 

と言われてしまい、とても

返答に困ったのを覚えています。

 

 

この記事を読むことで、不公平感を

感じている他のきょうだいに対し、

 

不登校の気持ちを理解し、現状に

納得して、その過ごし方を

尊重してくれるようになります。

  • 兄と弟のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

もしこの方法を知らなければ、

きょうだいは不満を持って、

一緒に学校を休むことになったり、

 

不登校のきょうだいへの態度が

きつくなってしまう可能性が

あるのです。

 

【イメージを伝える】

 

特に低学年のきょうだいの場合は、

イメージしやすい表現で伝えてみて

ください。

 

うちの場合は、不登校児の気持ちの

バロメーターをエネルギーとして

表現し、きょうだいに説明すること

にしました。

 

低学年の子供には、詳しく

話しても、理解してもらうのは

難しいことです。

エネルギー | かわいいフリー素材集 いらすとや

そこで、次のように説明をしました。

 

「今は学校がしんどい時で、

エネルギーの充電が満タンになる

のに、時間がかかってるんだー。」

 

そう伝えた時に、

「そうなんだー。じゃあ、なんで

まだ充電がたまらないの?」

と聞かれ、

 

「人によって満タンになる時間が

違うんだよ。スマホによっても

充電時間が違うでしょ?」

 

「そっかー。じゃあしょうがないね。」

 

  • スマートフォンを使う子供のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

と、ここまで説明してようやく

納得してくれました。

 

小学校低学年くらいまでなら、

このように、イメージをしやすい

説明をしてみてくださいね。

 

そうるすと、なぜ行けないのか

納得しやすくなりますよ。

 

【休みたいと言ったら、休ませる】

 

きょうだいも休みたいと言って

きたら、休ませてあげてください。

 

そして、そのお子さんとも

向き合って、一緒に過ごす時間を

意識して取ってみてください。

 

自分も気にかけてもらえている

という安心感を与えてあげる

ことで、

 

自分の心に余裕を持つことが

でき、不登校のきょうだいの

気持ちも尊重できるように

なります。

不登校のきょうだいが休んでいる

のを見て、「ずるい!」という

気持ちから、「休みたい」と言って

いるなら、

 

一時のことなので、休ませて

あげてもきっとつまらなくて、

学校に戻ります。

 

ただ、本人も気持ちが引きずられ

たり、学校が本当にしんどくなって

いる場合もあります。

その見分けは、なかなか難しい

ところなので、まずは休ませて

様子を見てあげてください。

 

親としては、「この子まで!」

と落胆してしまいますよね。

 

せめて他のきょうだいは、普通に

学校に行ってほしいのに。

 

と思う気持ちは、ものすごく

わかります。

 

でも、子供は一人一人がそれぞれの

考えを持っています。

その子の気持ちを尊重してあげて

ください。

 

もしかしたら、不登校の子供に

目をかけすぎて、寂しい思いを

しているかもしれません。

 

なので、その子とすごく時間を

ぜひ意識的に作ってあげてください。

 

例えば、一緒に宿題を見たり、

一緒にゲームをしたり、ささいな

事で構いません。

 

  • 据置型ゲーム機で遊ぶ人のイラスト(女性) | かわいいフリー素材集 ...

一緒に過ごす時間を意識する

ことで、他のきょうだいが

不登校のきょうだいに対して、

 

その気持ちを尊重して

あげる余裕ができてきますよ。

 

【まとめ】

■イメージを伝える

低学年くらいまでのきょうだいには、

「心のエネルギーはスマホの充電と

同じ」というように、

 

イメージしやすい内容で伝えて

みてくださいね。

 

  • スマートフォンの充電のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

そうすることで、きょうだいが

不登校で学校にいけないことを

納得してくれるようになります。

 

■休みたいと言ったら休ませる

 

本人の気持ちを一番に考えてあげて、

一緒に過ごす時間を作って様子を

見てあげてください。

 

自分も大事に思ってくれていると

感じることができれば、不登校

きょうだいに対する気持ちを、

尊重してくれるようになります。

 

 

まずは、他のきょうだいと

ゲームや遊び、お話等何でも

良いので、

 

一緒に過ごす時間を意識して

取ることから始めてみてくださいね。